詩人:tyuuya
少し思い出を想い、自分はこれまで犠牲にしたものだらけであり、そして人もそうではなかったろうかと頭をよぎっていた。
それでもこれまで人と関わってきたのも、改めて少なすぎると感じずにはいられない。そんなこんなんで、俺は詩のためであったのなら、利用しない手は無いと思わずにはいられなかった。
自然を身に付けているはずも、半強引にそれに抗がって生きていなくもないように感じられる
目は半開きに口も半開き
詩を俺はどこか好きなのかもしれない。
それは優しく包みこんでくれる聖なる母のような気がし、ヘタレな俺に一時の憩いの場をあたえてくれたような気もしなくないのだ。
だが、俺にとって詩は倦怠なる身に、モルヒネをさらに注入しているに過ぎないのかもしれない。