詩人:かし
通り雨は過ぎて行くこの肌を何処かへ引くようにそれは変わらないものなのです去っていくことも寂しくはないただ、ただ悲しいのです思い馳せ夜の闇に飛ばすのは変わりません人はいつまでもそこにいるのですねちょうどいい真ん中を歩くのが難しい生まれた時に生き死んだときに死ぬもう少しだけ片寄ってください雨は丸くとも涙は丸い手を伸ばしても届かなくても膝折れば触れあえるやはり過ぎて行く確実に小さくなって