詩人:鴻
水が落ちた
地に落ちた
薄暗 電気もつけないで
フラリと 倒れ込む様に
頭部で天井回るのを
《見タ後(NOTI)》
BEDの軋む音を
聴いて イタ…―
携帯からは忙しなく
受信着信 鳴り響く
偽心ノ言葉は必要か?
偽愛ノ情は必要か?
曲がり曲がって179℃
(ITINANAKUDO)
1℃で垂直なるけれど
捻れ過ぎで修正不能
偽温性には慣れました
偽笑性には慣れました
捻れ過ぎた長針を
後追い短針 援護中
性格性分 そんなかな?
表情造る筋ならば
Automatic 設定済
愛する事は知りません
恋する事は不可能です
苦痛に歪む表情が
ヤケに楽しく見えるのは
人の心が抜けたから
歓喜で揺れた瞳すら
バカと堪えては微笑んで
偽優冷視の放置PLAY
食事をするのも面倒で
眠る事すら出来なくて
“『生キル事ガ
面倒ダ…―』”
空洞を
風すら通るの辞めたなら
心に闇だけ
心に無だけ
HEARTは罅割れて
感情を吸い込んで
身体の中で
大キク
大キク
成長シタ
哀寂ノ…―
“『BLACK HOLE』”