詩人:葉月
どうしようもないこの気持ちを
止められる方法はただひとつだけ
あなたのその大きな両手で
ぎゅっとわたしを心を抱いて
ねぇ容易いことでしょう
幾つもの夜またいだあなたなら
女を酔わすことなどお手の物
甘いマスクで さあ イキマショウ
深いふかい瞳の奥に
見つめる程堕ちていく
罪な口唇 耳元にそっと
ア イ シ テ ル
手慣れたものよね
戸惑いの色を隠せない けれど
逃げることができないのは
あなたの罠に溺レテいるから
その甘い言葉に翻弄された
女は無限なんでしょう
わたしだけを見て欲しいなんて
言えやしないけれど
どんな形であろうとも
愛を温もりを感じられて
あなたの傍に居られるならば
もうこれ以上何も望メはシナイ…
心の奥底のほうではネ
真実の愛が欲しい、なんて
苦しみ 叫び続けているけれど
逃げることができないのは
あなたの全てに溺レテいるから
ねぇ わたし また溺れてく
誘惑という罠に…