詩人:樂也
卒業式は雪だった
証書も雪をかぶったよ
世界に一つしかない結晶たちは
溶けたって消えない思い出たちのように
キラキラ光りながら
僕と共に
あなたと共に
世界をめぐり続けていく
だから大丈夫なのに
なぜ?
なぐさみのように雪はいまだにちらつく
高校最後の豪雪の冬に積もった雪は
あなたのぬくもりに惚れた春の息にふれて
少しずつ泪になってゆく
ありがとう・・・
そういえば 南の島に憧れた日もあったな
でも今では
あなたがいる あなたがいた場所すべてが愛しい
また会える日まで
一緒に生きていけるかな
忘れちゃうかな
あなたがいるこの宇宙が大好きです
あなたと出会えたこの世界が好きです
あなたが好きです
好き
好き
好きだーーー!!
とけた雪が泉になるたび
「ありがとう」を贈ります
また、そのうち・・・・
@スベテガアルコノセカイ・・