詩人:みか・華南
貴方に負けじと初めたバイト
料理を運ぶ手にはひび割れが起こり
手を洗うのでさえ苦痛で堪りません
鏡の中の自分は何てブサイクになってるんでしょう
それでも貴方が頑張ってるから
負けじとがんばるんです
痛い手先にクリームを塗り
貴方からの連絡を待つんです
時には私とバイトどっちが大切?って叫びたくなります
でも あなたは私と会ってくれます
時間を割いて ぎりぎりまで居てくれます
だから叫べないのです
だから書き込むのです
あなたは私を必要としていないかもしれない
けれど
私はあなたが必要です