詩人:こうさぎましろ
空をたたいて
星を振るい落とすよ
始終一緒にいるより
1日の終わりに君にあいたい
そしたら世界の終わりにも会えるのかな
それなら受け入れられそうだよ
どんな悲しみも
言いたかったこと
必要ないふりして
飲み込んでいたから
いつのまにか何が言いたかったのか
わからなくなった
“教科書62ページを開いて”
結局は忘れてしまうのに
なにかを覚えるのはばかばかしくて
君のことだけ覚えていたらいいやっていう日々に
なにか忘れ物をしてきた
62ページに残された落書き
大好きだよ…だってさ
違う二人が“付き合ってる”
実はとても難しいことなんだろな
友達って言う君
気まぐれに泣いた夜に
もう一度空をたたいて