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詩人:小さな貝がら
泣かないでおこうと
思っても
頑張ろうと思っても
寒く凍えた私の胸に
優しく温かく
吹いてくれた
貴方という名の風は
私には忘れられない
少しずつ
氷を溶かしてくれて
少しずつ
私に笑顔くれて
日々私が穏やかに
過ごせるよう
私にくれた全てが
癒しになり
私は今日も
世の中(ここ)にいる
だから少し風を
感じられないと
私の胸がチクチク痛む
優しい風に吹かれたいと
頬を伝う冷たい涙
そんな心の動き
止める事なんて出来ない
そうあの日
貴方という名の
風を知ってから
貴方なしでは寂しすぎて
泣かないでおこうと
思っても
頑張ろうと思っても
甘えているのでなく
貴方が大切と
ただ本気に思うから…
By 小さな貝がら