詩人:どるとる
そんな事はないよ 君は生きているよ
ちゃんと笑っているよ 悲しみの中でも
ひぐらしが鳴いているようなものさ
なんの心配もないよ ただ季節が移ろうだけだ
君を認めてくれる
人がもしもそばにいないなら この僕が君を認めてあげよう
生きていることを心から 喜べるように
見上げた空の青さがちゃんと見えるように
君の心に添う
そんな事もあるよ 一人じゃないよ
「みんな同じ」そんな言葉に振り回されて
鉛筆削るようなものさ
少しずつ そのさみしさも役目を果たし 気づけば涙も乾いてる
君を慰めてくれる人がもしも近くにいないなら この僕が君を慰めたいもんだ
生まれたことを少しでも 幸せに思えるように
息を吸い込み再び吐き出す そこにつきまとう苦しさに歌うよ
ひぐらしが鳴いているよ 笑いたければ笑わせておけ
君には関係ないことだ
どこにいても同じだよ 世界は以外と狭いよ
だから君は少しでも 安心できる場所で
今日も大好きな人のそば 苦しいながらも笑うんだ
そんな君を思う。