詩人:さみだれ
夜毎鳴く鳥がどこかへ旅立った朝私はチェストの中の聖書を読み返そうと思ったとても幸せとは言えないけど今までよりは穏やかになっていたから親友は影を作らない足音がうるさいんだって言ってたロンドンの雲を風のそりに乗せて町の上に住まわせてあげたねぇお願い窓を叩く鬼たちの夢追っ払って?夜毎鳴く鳥がようやく飛び立ったのに私はちっとも眠れやしないの