詩人:どるとる
時々人の弱さをかいま見る 人が同じ人を傷つける そんな場面に
時々人の優しさに教えられる 人が同じ人を助ける そんな場面に
心から 人でありたいと願えば 願うほどに
遠ざかる 人の心 僕も弱い人だ 言い訳ばかりしては逃げてる
すぐ近くにいるあなた一人 幸せに出来ないなんて あまりに
悲しいじゃないか
だから僕は 頭空っぽでも心はちゃんとしていたいと思うんだ
たとえば 小さなこと あなたのためになること それから探すとしましょう
時々人の振りを見て自分の愚かさを見る そんな僕がいる
時々人の心の温かさに 人も捨てたもんじゃないと気づく
心だけは 持っていたいと その意味を考えて
頬杖ついて 見上げた空には 白い雲がただ浮かぶだけでいつの間にか夢の中なのさ
すぐ近くにある人を幸せにできる こんな僕にも出来ることがあるじゃないか
だから僕は なにがだめでも 心だけはいつも携えていたい
たとえば 簡単なこと でも忘れがちなこと 誰かのためになること ゆっくり考えていきましょう
たとえば 小さなこと あなたのためになること それから探すとしましょう
すなわち 人の心に学ぶ 良い悪いの定義
難しいことは抜きで ただ空に浮かぶ雲のように
あって当たり前というくらいにね 心はあるものだと僕は心から思っている
僕は心から思っている。