詩人:甘味亭 真朱麻呂
懐かしい顔ぶれがそろう
懐かしいによいがする
だけど君はもうお嫁にいってしまったんだね
今思い出した
懐かしい声が聞こえる
懐かしいあの頃を思い出す
それでも君はもう思い出でしかない
思い出でしか思い出せない
アルバムをめくったら切なくなるから
見ないようにしていたんだ
初恋の人
僕の一番最初に好きになった人
それが君だった
初恋の人
こんなにへそ曲がりな僕に優しくしてくれた
ずっと ずっと好きな人
ずっと ずっと憧れの人
今夜は酒を呑もう
今夜は酒に呑まれよう
少しだけは悲しいけれど
あの子の幸せを願えばこそだから
どうかお幸せにね
初恋の人よ。