詩人:旅人モドキ(左利き)
そこは森林公園の片隅 薄暮の天文台まで速歩き万物の源でおれは惑うが きみの胸ゆらめく出現もの静かでも輝かす瞳 観測会は閉幕も話が弾むアルタイルでみえるかも ししゅんきのきらめきみらいへのおくりもの つまりはタイムマシンだせいざコンパスみつめて うみをこえてみたいなおおぐまのひしゃくに ペアをくむほしもあるよ希望を散りばめた銀河や かに座にまつわる伝説つめたい風が舞うころ 焦がれる想いに瞬くは狼羅針盤いま雲間にまぎれ 羽衣が包みこむ星月夜