詩人:竹村章紗
私はいったい何を見ているのだろう私はいったい何を思ってるのだろう穏やかな日差しの入る開かない窓のある部屋で不安という種を探しながら胸に沸き上がる紫色の煙に飲み込まれてゆく怖いものはヒト愛しいものはヒト矛盾と混乱のなかで不安の種を一つ見つけ誰もが気付く場所にこっそり隠し周りの反応を伺う怖いの大切なのねえ私に気付いて