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[9634] アナタだけ。

詩人:葉月

ねぇ アナタを想うのは
迷惑なことなのでしょうか
今も変わらずこの心は
アナタを求めるのです。

忘れたはずの横顔
振り向き目追いかけて
強く見つめるその視線
気づくはずもなく

通り過ぎてくの。


最後に交わした小さな約束
その心 忘れていませんか
固く閉じられたふたりの鍵に
今日も縛られて動けないのです。

ねぇ アナタのことを
信じていていいのでしょうか
今も変わらずアナタを
好きでいたいと願うのです。

アナタでない誰かに
愛で包み抱きしめられても
満たされない心の一部を
癒せるのはアナタだけなんです。

ねぇ アナタを想うのは
迷惑なことなんでしょうか
今も変わらずこの心は
アナタを アナタだけを
求めて止まないのです。

2004/03/10 (Wed)
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