詩人:egnever
いつも損な役割にさせられる自分は
要領の悪い人だな
でもそれが悪い人かって言われると
そうでもないかな
悲しいときに悲しいといえる人は
弱いのかな
涙をがまんして頭かかえこんでるのは
強いことかな
退屈しのぎに青空をぼーっとながめていて
ぼーっとするなといわれて少し肩を落とした
素直になることは 社会ではいけないことなの?
小学校では大事なことだと習ったはずなのに
流した涙の数は 報われることはないの?
こんなにも努力してるのにみてくれないの
子供が好きだといえば社会からみて
危険な人なのかな
じゃぁ、僕はどうやってこの感情を
伝えていけばいいの
すべて印象でまるめこまれてしまって
本当の自分を見てもらえないさみしさ
涙ももうでないさ 悲しくなることなんてない
それが毎日だからあたりまえだから
慣れてしまった瞳は 色素が抜けていくみたいに
灰色になってうつむく病気だといわれる
決め付けの社会に タンポポの美しさはわからない
コンクリートの反射が蒸し暑いね
涙を流しても 自然は静かに流れているだけ
僕はもうどうすれば いいの? 教えて