詩人:未知
サイコロすら 振ることはないんだゆるやかに 時間が過ぎて確実に 歳を取ってそこには 意志も何もないただ 選択肢が 並んでいるだけそして 流されたままみんなと同じ方向へなんとなく それとなくいっしょに 漂っていくだけだれかに 伝えたくってけれど 伝えたい相手が いなくってだれかを 愛したくってけれど 愛したい相手が いなくってきみにも 会えなくなって自分を許せなく なってすべてを 認められなくってなんとなく きっと死んでいくんだ