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[182950] 初恋

詩人:どるとる


夜の中 朝の中 生まれる寂しさに添う

生きている 痛みや辛さに 寄り添うように

僕はあなたのために生きれるならば

ただの椅子の背もたれでもいい

あなたの中 僕の中 生まれる 寂しさは

同じだ 重なってる それは同じ時間を
生きる証

血の巡ったぬくもりだけが伝わるなら

僕は あなたの吸い込む空気でもいい

僕はあなたのために生きれるならば

あなたの靴でもいい

そんな想いだけがはみ出したまま

夜の中 朝の中に生まれる 恋のため息

おはようと交わすたびに 君が遠くなる

それでもその言葉を交わす時間だけでも

あなたの視線を独り占めしてるようで

なんだか幸せになれるんだ 不思議だね。

2013/10/06 (Sun)
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