詩人:morning star
夕闇が燦めく光の大群連れてきみの心へとあかるい灯りともし創めるきみは正体不明の人生の意味その得体識れぬ理と意義解くために燈ったままの金色の魂発光させたなら、桜と新緑とライラックそしてジャスミンの香り刻へと溶かして未踏の精神の聖地踏破せんと意気込んだら、ひらいた天空の頂きより来たった今きみの眷属の涙の雫まで掬いながら、たゆたい揺れる呼応する喜悦振り撒きつつ、ほほ笑む感覚の伝わる声を憶えながら、さっきの瞬時(とき)をあととした…