詩人:どるとる
僕らは誰一人
選べない運命を
背負って
生まれて来たんだね
虐待する親のもとに生まれた子や
戦争が続く国に生まれた子供は
逆らえない運命に導かれて生まれたんだろう
だけどねそれをかわいそうだと言っても
きっとその子供たちは笑顔にはならないだろう
だからせめて 生まれてきたことを
周りが 間違いじゃなかったんだと
抱きしめてあげることが大事なんだ
いくつもの いくつもの窓に映る
人の暮らしの中 そっとのぞき込めばほら
知らなかった 悲しい今が揺れてるだろう
安易にその景色を 非難しても
何一つ変わらないからね やっぱりその窓を見てる僕らが
出来ることを することが一番大切なんだ。