詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕たち人間はどうして人を好きになったりするのかな
それはいつから当たり前になったのかな
人を好きになる
ただそれだけなのに真剣になるのはどうしてなのかしら
きっとそれはこの先の長く険しい人生をひとりで歩くのが厳しいから
だから人は最も自分の好む相手を見つけ
愛と助け合い
時にはいがみ合い
歩いていくんだ
だからきっと天の神様は恋愛感情を人に宿した
人はひとりじゃ生きてけない
少なくとも誰かの助けなしでは
君が生きてる今だって君の両親の愛なしでは生まれてこなかったろ
そうやってずっと昔から人はお互いに愛し合い
君がいる存在に繋がっている
だから人間一人で生きることは無理なんだよ
君が生まれた時点ですでに愛の力で君が生まれたからね
僕もいつか
きっと誰かを好きになり恋に落ち
僕の血を受け継いだ子を産み落とす
それがきっとすべての人間の自然であり
当たり前な事だとしてもステキな出来事なんだろう
恋をして
愛を知って
はじめて知ったんだ。