詩人:どるとる
人は誰も 胸の中に
寂しさ隠したまま
途方もない道のりを
生きているんだ
小さな明かり 最終電車が出る
窓の外に目をやれば星屑が 空を埋め尽くしていた
行き場のない思いは何処へやればいい
誰かがくれる優しさになぜか素直になれず
大丈夫 そんな言葉が胸に突き刺さって
役立たずの強がりだけが残ったまま
いちばん大事な人を傷つけてた
夜の水底 闇に溶け込み涙を隠すのには
好都合だと笑った
僕がここにいた
街明かりが ゆらゆらと揺れて
遠ざかる電車を いつまでも 見ていた
何か名残惜しそうに
君はそれでも優しく微笑んで
こんな僕を包み込んでくれた
愛してる そんな言葉が胸に灯ったら
邪魔な強がりを捨てて涙を流して
寂しいよって心さらけ出して
強がるだけの弱虫の僕なんて ちっとも強くなんてないから
大丈夫 そんな言葉が胸に突き刺さって
役立たずの強がりだけが残ったまま
いちばん大事な人を傷つけてた
君はそれでも優しく微笑んで
こんな僕を包み込んでくれた
愛してる そんな言葉が胸に灯ったら
邪魔な強がりを捨てて涙を流して
寂しいよって心さらけ出して。