|
詩人:甘味亭 真朱麻呂
目では見えない
幸せの在りし場所
言葉じゃない何かで伝えようとするのは
言葉で言いきれない愛を伝えたいから
抱きしめた君の身体が冷たかった
これ以上心まで冷たくなってしまわないように
今ある幸せを見失わないように
僕は自分自身と向き合うんだ
そうしたらきっと見えてくるのさ
幸せがなぜ目で見えないのか
その答えがわかるはずだよ
幸せは手に取れるわけでもなく
ましてや食べておいしいと感じれるものでもない
それなのになぜだか僕らは幸せをほしがってる
地位や名誉じゃないもっと人間的な愛という温もりを
僕らはやっけになって求めている
その愛がどんなに届かないと知りながらも
それどころか僕らは遠ければ遠いほどの愛を掴もうとする
触れた優しさに心に感じた素直な気持ち
それを人は恋とよぶ