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[95715] 幸せの在りし場所(前半)

詩人:甘味亭 真朱麻呂

目では見えない
幸せの在りし場所
言葉じゃない何かで伝えようとするのは
言葉で言いきれない愛を伝えたいから
抱きしめた君の身体が冷たかった
これ以上心まで冷たくなってしまわないように
今ある幸せを見失わないように
僕は自分自身と向き合うんだ
そうしたらきっと見えてくるのさ
幸せがなぜ目で見えないのか
その答えがわかるはずだよ

幸せは手に取れるわけでもなく
ましてや食べておいしいと感じれるものでもない
それなのになぜだか僕らは幸せをほしがってる
地位や名誉じゃないもっと人間的な愛という温もりを
僕らはやっけになって求めている

その愛がどんなに届かないと知りながらも
それどころか僕らは遠ければ遠いほどの愛を掴もうとする
触れた優しさに心に感じた素直な気持ち
それを人は恋とよぶ

2007/02/07 (Wed)
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