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詩人:山崎 登重雄
チャンス到来。
時計の針が日付を変えて新しい私が始まった。
行き止まりが多すぎて、仕方なく迂回を繰り返し、なんだか遠回りをしたような気がする。
でも、笑って許してやろう。
新章のスタートなのだ。
もうすべて私の血肉となり、振り返る必要などないのだ。
心地良いウズウズ感が湧き上がってくる。
これが私だ。
春は絶対チャンスを運んでくる。
いや、それじゃもったいない。
一年中チャンス到来だ。
貪欲に夢を叶えていく一年にするんだ。
…今日のために新調したダイアリー。
残り364回の笑顔のチャンス。
魔法をかけながら、最初のページを記した。