詩人:どるとる
少し言い過ぎたかな
君の寂しそうな背中を見つめながら僕は思ったんだ
この頃二人は すれ違ってばかりで
些細なことで けんかしてしまうね
愛することの意味なんて僕にはわからないけれど
君が僕にくれる笑顔はいつも僕を照らしてくれたんだ
幸せはいつも 僕のすぐそばで微笑んでいた
僕には見えていたはずだろう
君の笑顔 君の仕草 君のそのぬくもり
すべてが僕を包んでいたんだね
僕から謝ろう 君がいないと調子がくるうんだ ひとりになんかさせないでくれ
確かな時を刻む 時計の針が どんなに大事なものさえもいつかは
あの空の向こうへ波をさらうように
そっと連れて行ってしまうなら
一度きりのこの時間の中で 感じる喜び 悲しみまでも生きていることの紛れもない証明(あかし)
夕陽が今 君の瞳の奥でゆっくりと沈んでく
なぜかな 少し悲しくなるね
君の涙 君の声 君の何もかも
すべてが僕には宝物だから
僕は言うよ 君が僕を 愛しているのなら同じように僕も君を愛しているんだと
当たり前なことだって人は笑うだろう
だけど何よりも当たり前なことが 幸せなんだろう 誰にだって
幸せはいつも 僕のすぐそばで微笑んでいた
僕には見えていたはずだろう
君の笑顔 君の仕草 君のそのぬくもり
すべてが僕を包んでいたんだね
僕から謝ろう 君がいないと調子がくるうんだ ひとりになんかさせないでくれ。