詩人:清彦
流れたのか溺れてきたのか
今はそれとなくここにいるけど
あなたにはどう映っていますか
窮屈の連続に時々耐えられなくなって
逃げるように 向かうように
繰り返した別れ
一通り考えたら
好きだった人ばかり
浮かんで来るんだよ
声を荒げ過ぎて 声が霞んだ 夜
ひとしきり笑った 後の虚しさ
いつからか聴いていた
あの人の歌
嗚呼
ああ…
あんな風に言葉は上手く操れはしないけど
叫びだしたら 儚くて 悲しくて 嬉しくて
壊れそうで 壊したくて 苦しくて
きっともがいているんだろう
浮き沈み繰り返しながら
息を大きく吸い込んだら
今度はもっと深くまで