詩人:木菟
どんどん
忘れていってる
どんどん
繋がらなくなっていく
だけれども
涙は嫌いです
嫌いじゃないのだけど
涙じゃないようだからです
一体私は
一体人は何処にいるのでしょう
ところで今日は寒い夜です。
仮面を剥がす必要はないの
ずっと離れられないから
だから鼓動を聞かせてね
憎んだけれど
憎んでいないよ
時に理不尽に憎むけれど
望むよ
共に終えるような事
たくさんの鼓動が散らばってそれぞれに守り抜き守られ愛されている冷たい夜です。
夜空の名も無い星よりか弱い僕らです。
2011/10/07 (Fri)