詩人:orangest
誰の前でもいい顔して
もっともらしい言葉並べて
その場しのぎの快楽のための
相応しい仮面重ねて
何を求めているのかって
何を期待されたいのかって
頭ん中は空白だらけの
被害者妄想浸って
いつまでそこで分かったようなフリ
続けていくつもり
人間誰しも心の奥に閉ざされた闇を持っている
それは分け合うことなど不可能
一生それと付き合っていくんだ
いくら拒絶しても無駄だってこと
向き合ってかなきゃ始まんない
何のための明日なのかって
何のための過去だったかって
今更こんな時代だからって
言い訳取り繕って
いつまでそこで全て否定してく
心がけのつもり
人間誰しも自分も人も傷つけず付き合っていける
わけなんかないっていうのは事実
本人だって知らない相手だって
何度だって壁にぶち当たっていく
やりやってかなきゃ伝わんない