詩人:弘哉
広い広い空の下俺はちっぽけだって叫んでた声にならない声が喉を切り裂くそれでも俺は叫んでたちっぽけだって叫びすぎて血を流す喉元だって気にしちゃいられないまだまだ叫んでなきゃならないこれは贖罪だ罪深い俺が赦されることはないけれどちっぽけな人間が尊きものへ犯した罪は何よりも赦されるものではないけれどああ俺はちっぽけなんだ叫ぶことでしか俺の存在意義が見出せないそれだけちっぽけな人間がここにいる