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[39170] 君の家とボクの家。

詩人:シア

ボクと君の家はとても近い。

いつも、窓から見える君の家を見て、

あぁ、あそこで息してるんだなって
思ってた。

今日の帰り道、

君に会えないかなって、少しだけ期待して
君の家の前を通ったら、君がいた。

ホントにいると思ってなくて、

傘に隠れてうつむいて、
きずかないフリをして通り過ぎようとしたボクに、君は声をかけてくれて。

今貸そうか?

君はこの本を、

いろんな女の子に
貸してるみたいだけど、

きっと
家から直接借りたのは、

ボクが初めて。

また期待して、

君の家の前を通るよ

2005/07/04 (Mon)
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