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[183392] 走馬灯ヒストリー

詩人:どるとる


かがり火 燃えて
あなたの死を
悼んだ僕の今日は

何かを胸の奥に
残したんだ

鉛のように沈む
心は走馬灯のように駆けめぐらせる
君との記憶を

そんな顔で 笑わないでよ
思い出すほどに 君に会いたくなる

こんな僕を 許さないでよ
やさしい君の あの笑顔がまだ僕を照らしてる

押し寄せる 波は
あなたです
それはさざ波のよう

やさしく包んで
また遠ざかる

あなたの柔らかな腕が僕を包んで
離さない ぬくもりが僕に忘れてと笑う

そんな顔で 笑っていた
君がいた この場所に君がいた

こんな僕を 愛していた
僕は君を幸せに出来ていたかな ねえ

そんな顔で 笑わないでよ
思い出すほどに 君に会いたくなる

こんな僕を 許さないでよ
やさしい君の あの笑顔がまだ僕を照らしてる

浮かぶ船の上
時の河 水面に映る
あなたの笑顔が
すべてを 語る
淡いヒストリー

そんな顔で 笑っていた
君がいた この場所に君がいた

こんな僕を 愛していた
僕は君を幸せに出来ていたかな。

2013/11/24 (Sun)
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