詩人:さらら
小鹿 帰る 夕闇と重なる一番星落とし無くしたもの何だったのか暗くなれば月灯だけで探し過ごしたのか見つかったのか見つからなかったのかどちらにしろここまで来たもう未来と呼べない未来に来た現在地点朝焼け頃 消えた 星月太陽 昇り見つかったのは落とし無くしたのもので無くこころの中 鍵かけてしめたままのその鍵小鹿 大きくなり走る姿に もうその過去の鍵必要ないと報らされ若葉と風のなか新たな時の鍵創る人たち