詩人:雪 刀寿
氷の人が棲むと言う 涙で海がひるがえる 世界哀しい咆哮が轟き、苦しみの叫びが うずまく何言ってるか分からないよなもう読まないでくれればいいそれでも、ここで偶然 また、君に出会えてうれしかった元気だった?ひとみの奥に、懐かしいしずくが光る銀河系まで離れた場所に据えてある鏡のように、見たこともない熱い星へ旅して、ぼくらが笑いあう夢を見た