詩人:甘味亭 真朱麻呂
答えを待たずに
また新たな問いを抱え込む
段々になって積み重なっていく
未だ答えを見いだせずにいるたくさんの未解決の問い
世の中答えの見えないことばっかしだ
問いただしたのにも関わらず未だ答えは見えずにいる
なんとも理不尽な世界だ
そのくせ手を抜けば抜くほど自分にとっての重荷になる
決まりきった答えなど僕には似合わない
もっともっと僕に相応しい答えがあるはず
だけどそれがどうしても見えてこない
見えそうなのに見えてこない
ていたらくな毎日を過ごしてるから…
めんどくさがりな性分ですから…
いったい何度そうやって答えを出すことをはぐらかしてきただろう
数えるのも億劫なくらいだ
誰かじゃない
僕自信の答えをきいている
それなのに答えは恐れや不安が遮って
僕自信の弱さが前にでて
出てきた答えはとてもありきたりな答えとして僕に返る
そうしてまた僕は性懲りもなく新たな問いを切り出そうとしていた。