詩人:どるとる
空を泳ぐ 雲を見ていた
よく晴れた日の朝
いろんな形に見えるもんですね
魚みたいな雲や ソフトクリームみたいな雲
何か悲しいことがあった日は
あの雲に愚痴を聞いてもらえばいい
ただひとつ どれひとつ なくしていい
ものなんてない ましてや命なんて
歩いていこう この果てしない道を
つなぐ手が ないのなら
いつでもそばにいる優しい人の
ぬくもりに頼ればいいんだよ
人はひとりではけして生きられない
それを教えてくれたのは 君だったよね
ラララ 越える強さと越えられぬ弱さの
両方を持っている
僕らは誰もいつでもどこかしらでつながってる
目を閉じたままじゃきれいなものも見えません
汚いものを 見なければ きれいなものも見えないんだよ
消えない世の中の醜い景色を 君の目はどう見ているかな
誰ひとり生きちゃいけない人なんていない
その命は君だけのものじゃない
泣きながら 生きていこうよ
無理して 笑うことなんてないから
君の頑張りを笑う誰かのこと 君は気にすることなんてない
ひとりにひとつ 与えられた命 わずか数十年の生涯の中で見つけるものは
小さなものだろう
だけどあなたが今笑ってること 頑張ってることは 遠い明日できっと君の力になる
夕暮れ はぐれた雲を見つけたよ
君も僕と同じなのかい? ひとり風に吹かれてる
「心寂しくて たまらない時は ただ
その雨が降り止むまで そばにいるよ」
誰かの声がする
歩いていこう この果てしない道を
つなぐ手が ないのなら
いつでもそばにいる優しい人の
ぬくもりに頼ればいいんだよ
人はひとりではけして生きられない
それを教えてくれたのは 君だったよね
ラララ 越える強さと越えられぬ弱さの
両方を持っている
僕らは誰もいつでもどこかしらでつながってる。