詩人:どるとる
夜が息をしてる浅い眠りの中葉は揺らして 森がざわめいてる小さな命は 話すことを許されない代わりに きれいな花を咲かす身にまとった 息吹きを 吐き出すように呼吸している闇を食べて生きる光の中で 育つ生み出したものを甘い蜜に変えて夜が息をしてる 浅い眠りの中遠くの空に朝日が昇る 開いた瞳に 希望が差し込む 夜は光の中へ。