詩人:ピースウォーカー
兄貴
あんたが家をでて2年たつな
実は俺
あんたが好きじゃなかった
ウルサいし
傲慢だし
自己中なんじゃないのか
そんな風に思ってた
つか俺からみたら
まさにそうだった
夢のため家を出たとき
正直嬉しかった
でも
数ヶ月で異変に気づいた
家がなんかがらんとして
寂しささえ感じた
隣から聞こえてくる
やかましいイビキ
あんなにイヤがってたのに
聞こえなくなったら
こんなに不安なんだと感じた
あの頃の俺は絶対に言わないから
今の俺が言うよ
あの頃は本当にゴメン
今じゃ誰にも負けない
最高の兄ちゃんだよ