詩人:琉維
昔と変わらない
性格
声。
昔と変わっていないと思ってた
あたしの
全て。
昔はね、
笑って話すあたしが居る、
時に、
言葉を選ぶ。
ふと
思う
昔はねの言葉に
脳が軽く
ショートして
フラシュバック。
走馬灯蘇る
過去今のあたし。
見たくない
あたしが、
見える。
何千キロも離れた高台から地下を望む。
張り巡らされた
繊細な糸。
世間の波に呑まれては変わり果てたあたしが
もがく。
変わりたくないと、
頑なに拒む。
裏腹に変わる時間とあたし自身
認めたくなくて
ただ
声を殺し
感情を殺し叫ぶ
2006/05/01 (Mon)