詩人:あるぺじお
幾年もの時を経てやっと また君に逢えた遠いようで短かった短いようで遠かった子供の頃 僕らがヒミツキチと名付けた場所雑木林の一本道をずっと進んだ その先に二人 木の板で作った今にも 壊れそうなヒミツキチ「変わらないね」と眩しそうに 目を細める君に「変わらないね」と笑みをこぼすそれじゃあ 行こうかゆっくりと歩もうこれから始まる二人の 未来へと