詩人:もふぅ
血まみれの腕をまた血まみれにして。傷だらけの心をまた傷だらけにして。真っ暗なこの闇から、抜け出さないつもり。明るいところへ出てしまったら、また暗くなるかもしれないから。光から闇へ突き落とされる苦しさはもういらない。このままでいい。見えない希望も、見えない優しさも、見えない嘘も、もういらない。苦しみはもうたくさん。誰からもあたしが見えなくなって、あたしも誰も見えなくなればいい。