詩人:鴉夜
ばらばらに壊してあげよう
その血を僕に分けて 体を重ねて
愛とかは要らない
今更何の役にもたたない
ばらばらに狂わせてあげよう
その血を僕に見せて 唇を重ねて
言葉も要らない
考えることは要らないから
いますぐ 飛んで
僕と 一緒に
運命という 地獄にぶつかろう
いますぐ 飛んで
きっと 痛くない
堕ちるまでにはきっと…
いますぐ 飛んで
名前も 知らない 君だけど
最期まで一人は哀しいから
いますぐ 飛んで
最期の 願い
僕と一緒に堕ちてくれる君に
願わくば、純白の羽根が生えんことを…
2005/07/19 (Tue)