詩人:ぴん
忙しい合間をぬって
わたしに会いに来てくれた
君は大の仲良しだ
大人になってもずっと
相も変わらずバカやって
きっとこれから先も
変わらないと思っていた
それなのに…
そんな二人に
別れは突然やってきた
何てことはない
いつものよく晴れた日曜日だった
君からの何気ない一言
何となく驚いたけど
それくらいだった
目の前の君は元気だ
きっとたいしたことじゃない
きっと…
そう、自分に言い聞かせた
でも。
本当はわかっていたけれど
認めたくなかったのかもしれない
幾日か経った後、
何の気無しに
君は「さよなら」を告げたんだ
頭ではわかっているのに
君のいない明日を想像するだけで
わたしも死にたくなった