詩人:NZO
体から情熱が逃げてった
振り返りもせずに逃げてった
お前がいないと俺
何も出来なくなっちまう
現実は黒いペンキ
どんなに綺麗な夢を描いたって
隙間なく闇にしちまう
だけどお前はいつだって
キャンパスを元通りにしてくれんだ
汗と恥のパレードを
ため息の拍手が騒ぎ立てるんだ
難しい息の仕方を
なぜ俺はしちまったのか
それは
お前がいたからなんだよ
体から情熱が逃げてった
振り返りもせずに逃げてった
お前が手を握ってくれなきゃ
俺は地球に溺れちまう
情熱が逃げてった
俺の情熱は逃げてった
2006/05/27 (Sat)