詩人:大さん
きっと忘れる事など出来ない
あなたを今抱きしめていたい
けれど僕の前には
過ぎ去った過去の君だけ
一つの恋が終わりを告げた…
あなたに何が出来た
僕には何も分からない
だけど精一杯の愛で
最後まで君を守った…
街を歩むと
二人住んでたアパート
きしむ床の音が
僕を過去へと呼び戻す
二人で作った沢山のキズ
今の僕には癒しきれない数のキズ…
洗面所にはまだ二人の歯ブラシ
沢山の思い出が胸をこみ上げる…
止まらず涙がめぐり
きしむ床も悲しみの音…
さり気ない君の仕草も
もう見る事は出来ない…
2005/09/28 (Wed)