詩人:老女と口紅。
ビルのやまなみにいら立ちを感じて コンクリートの熱さにめまいを覚えた時 人々の冷たい視線に生きる希望を失う交差点では信号機が時を刻み 老女が早すぎる鼓動に息を切らす 誰もかれも 何もかもが一秒を惜しむ決して止まる事を知らない この世界で…‥