詩人:みっさん
優しさから生まれる
一つの光
優しさは一つの同情心
人の気持ちをわかってやれる
その
心はどれだけ暖かいのだろう
優しさは許す心
憎しみの仕返しからは
仕返ししか生まれない
やったら、やりかえされる
やられたら、やりかえす
それを止めるのが許す心
この心を誰もが持っていたら
どれだけ
世界は平和になるのだろう
どれだけ
美しい世界に見えるのだろう
誰もがいつの日かもってしまう心の奥底に眠る闇
人は嫌な事、苦しいこと
いつのまにか闇に押し込んでしまう
そして自分でもその辛さを忘れてしまう
だから人はその辛さを忘れ
辛い事を
平気で人にさせる事ができる
子どもに暴力を奮う大人
いつしか子どもも
暴力を奮う
やられたら、やりかえす
たとえそれが
やった相手でなくとも
一体
誰がこの連鎖を止められるのだろう
忘れてしまった
許す心
暖かな優しさ
同情心
そしていつまで続く
悲しみの連鎖