詩人:トシ
簡単には言えない言葉…いつも心に秘めていた。
傷つくこと恐れず、無防備に心から追い求めていた。
届かぬ想い…いつも心に秘めていた。
君の笑顔が、何気ない会話が僕の幸せだった。
片想いでも良いから、身近な存在でいたかったのに…。
今は長く険しい暗闇の中を彷徨い歩いているよう…
光を探そうともしない僕は、もしかしたら今でも君のことを…
僕の心の奥に理想化された君の姿…現実が見えない。
光に背を向けて歩く僕の心に、閉じ込められた本当の僕…
傷つかないように逃げているだけなのか。
早く解放されたい本当の僕が、そう呟いている。