詩人:ユキン
長い月日、薄れるままに、気ままな笑顔をする君は、雨の日似合うアジサイみたい。ツノ出せ、やり出せ、目玉出せ。出てくるものは君への感情、全てが君への花言葉。 ここを曲がればアジサイ通り、雨で引き立つ君の声。雨音、歌声、重なって、今日も出てきたカタツムリ。君の花びら枯らすまいと、いつまでだって警護する。閉じこもってばかりのカタツムリ、君のためなら、殻をも破れる。ここを曲がればアジサイ通り、雨でも綺麗な青い花。