詩人:結希
誰かが誰かを想うこと
例えば君が僕を呼ぶ
そんな当たり前だと感じていたことが…
今では恋しいよ
未練なんじゃなくて
大切な想い出なんだ
大好きな君がいた
君を抱き締める僕がいた
淡い恋心
一粒の涙さえ救えずに
ただ立ち尽くしてた
僕は…ただの臆病者だった
甘ったるい汁を舐めて
虫歯になって歯が抜けた
優しい君はもういない
残るのは僕の記憶にだけ
笑って
泣いて
怒って
悲しんで
それが繰り返されても楽しい毎日だった
好きって
何だろう?と今でも思う
ただ感じるのは
この胸の痛みが
想い出になれたこと…
きっと恋をしたんだと。。。