詩人:亞利芻
ママはいたんだ
たぶん
いつからかな
ノライヌって名前貰ったの
ふふふ
心配しないで
離れて行くキミは
とっても優しい
大丈夫だよ
ボクはノライヌだから
ご飯をみんながくれるんだ
キミの給食のパン
美味しかったなぁ
キミは大丈夫かな
知らない街で迷子になったりしないかな
ひとり泣いたりしないかな
キミは人だから
誰かと一緒にいるんだよ
助けてってちゃんとゆうんだよ
哀しくなったら
夜
耳をすませてみて
わぉ〜〜〜ん
きこえるかな?
優しいキミに
ごめんね
ボクは飼われる事を望んでいないんだ
だからボクはこの街で
キミを思って鳴いているよ